がんと付き合うために

がんの予防

科学的根拠に基づく予防

癌は予防できる病気です。原因や高リスク要因が解明され、癌予防対策が効果的に実施されれば、発症率と死亡率は確実に低下すると考えられています。 予防のためには、いろいろな条件とバランスを考慮して、可能な限り癌のリスクを低めることが求められます。食品や栄養素をバランス良く摂取し、生活習慣として食習慣を改善することが重要です。

美味しいと思っている食べるものを急に変えるのではなく、献立の中で少しずつ回数や量を変えたり、食べ方を工夫したりすることが必要です。

ビタミンやミネラルが豊富に含まれる緑黄色野菜やフルーツ、海藻類などは癌の抑制因子です。毎日の食事で適量摂取できる食習慣が大切です。 日本人に多いピロリ菌が要因による胃癌を防ぐために、塩分の取り過ぎに注意が必要です。日頃から薄味に慣れるようにしましょう。それと、高カロリー、高脂肪の食事は日本人には不向きな食習慣なので避けましょう。

中高年になると低下した代謝機能が肥満を呼び、発癌の危険が増します。運動習慣を身に着けるのが良いでしょう。 だからと言って、普段運動をしていない人が急に激しい運動を始めるのは危険なことです。

目標を決めて、少しずつ時間と運動量を増やし、体調と相談しながら行うことが大切です。また、徒歩で買い物や通勤をすることで運動量を増やすなどの工夫が考えられます。 さらに、タバコを止めることと過度の飲酒を避けることは最も重要な防止法です。