がんと付き合うために

がんの種類

皮膚

皮膚は、表面側から表皮、真皮、皮下組織の3つに大別されます。また、それぞれの層もいくつにも分別されており、それらの組織を形成する細胞が悪性腫瘍になったものを総じて皮膚癌と呼んでいます。

皮膚は内臓と違い、異常が目で見えるので、皮膚癌の早期発見は高い可能性があると言えます。紫外線の浴びすぎや、大量の放射線による被爆が皮膚癌のリスクを高めることは知られています。

皮膚癌の一種の悪性黒色腫は、メラニンを作る色素細胞であるメラノサイトや、母斑細胞(ホクロ)が癌細胞になるものです。男性は60歳から、女性は70歳からの発症が多いですが、若中年層である30から50歳代で発症することも少なくないのです。

最も多い発症部位は足の裏ですが、顔や爪などのいろいろな部位にできることもあります。 悪性黒色腫の発症原因はまだ判明されていませんが、白色人種の発症が多いことから、紫外線が関与していると見られています。さらに、足の裏や爪などの刺激の多い部分に発症しやすいことから、外部からの刺激も関与しているとも見られています。

また、跡は残っているけれど治った火傷や、古い傷跡、あるいは、おできが何度も反復してできたりする場所から皮膚癌が発症する場合がありますが、ホクロや湿疹と思ったものが悪性腫瘍だったという場合もあります。皮膚になんらかの異常を発見したら、自己判断でその箇所を針でつついたり、剃刀で削ったりなどの刺激を与えたりせずに、早急に専門医の診断を受けるようにしましょう。